

利根川東遷が県境の謎を解く
★利根川の東遷は、県境(国境)を変更し、首都東京発展の礎となりました。県境を調べていくと、その土地の地域的なつながりや、郷土への働き方の歴史が良くわかります。 皆さんは小学校時代、47都道府県の位置と県庁所在地の名称を暗記したことを憶えておられますか。また、その時、「県境(...


茨城県にある二宮尊徳の功績
★青木堰をはじめ、尊徳から農村振興の手ほどきを受けた地域は全国600か村に達したと言われていますが、それ以上に、彼の考え方や勤勉さは、学校教育を通して、日本人の心をこそ耕してくれました。 二宮金次郎の像が全国的に撤去される現象が進んでいる・・・という話題を耳にしました。そう...


小学校の郷土学習教材「飯沼干拓」
★郷土学習は、近現代社会の実現を肯定的に捉えるとともに、努力や利他的精神を養いながら、先人たちの郷土への働きかけとその成果(功績)を学ぶ単元。「飯沼干拓」の物語は、国土・インフラ教育にとって格好の教材といえます。 現在、私たちが享受している安全で快適な生活は、先人たちが森林...


水戸徳川藩の礎を築いた土木技術と「流域治水」
★江戸時代前期、那珂川・久慈川の水を治めた伊奈備前守忠次と永田茂右衛門・勘衛門父子。彼ら先達の土木技術が、「流域治水」を進める令和の現代に蘇ろうとしています。 尾張、紀州と並び「徳川御三家」の一つに数えられる水戸徳川家。水戸藩は、1609年(慶長14年)徳川家康の第11子頼...


わが国・水戸藩・鹿島神宮、それぞれにとっての安政江戸地震
★幕末の日本を襲った安政江戸地震。わが国の歴史の大きな転換点ともなったこの巨大地震は、郷土・水戸徳川藩の命運を左右し、常陸国一宮・鹿島神宮にとっても信仰を広める出来事となりました。 幕末を襲った大地震・風水害・疫病 わが国を襲った歴史上の自然災害を振り返ってみると、あること...


古代の常磐自動車道と平将門の乱
★古代官道は幅が広く、直線性に優れた交通インフラとして、古代の人・物の移動を大きく支えていました。平将門があれだけの長距離を短時間に移動できたのも、古代官道が整備されていたからなのです。 古代官道は常陸国民衆の「嘆き街道」...


香取海/霞ヶ浦の恩恵
★古代から現在に至るまで、先人たちは香取海/霞ヶ浦に働きかけ、その豊かな恵みを享受してきました。古代、蝦夷の地・進出の拠点、鹿島・香取両神宮の湊としてヤマト王権を支えた内海は、現在、わが国の農業、工業、研究開発を支える水資源として大いに活用されています。...


風土記と令和の時代。豊かな郷土を支える交通インフラ
★風土記に記された常陸国と令和時代の茨城県。いずれも日本を代表する豊かな土地(国/県)ですが、それらは当地の地理的条件と交通インフラによって支えられていま(した)す。 常陸国(現在の茨城県の大部分)の往時の姿を令和の今に伝える貴重な文化遺産『常陸国風土記』。今回は、常陸国風...


筑波研究学園都市と東京一極集中問題の今昔
★東京一極集中を回避するため、官主導でスタートした「筑波研究学園都市」建設。科学万博やTX(つくばエクスプレス)のブースター効果によって、活力と賑わいのある学園都市が形成されました。一方で、東京・首都圏一極集中の是正は、わが国の喫緊の課題のまま残されています。...


国土地理院/地図で学ぶ脆弱国土
★国土地理院(茨城県つくば市)は、日本国内の基本図である「地形図」の発行元。敷地内にある「地図と測量の科学館」では、わが国の国土条件や地図・測量の役割を誰もが楽しみながら体感できます。また、新たにスタートさせた「自然災害伝承碑」の取り組みは、防災教育での活用が期待されます。...