西三河の東海道を歩く<三河国土学⑥>
★藤川宿、岡崎宿(城下町)、池鯉鮒宿には、程度の差こそありますが、江戸時代の宿場町景観が残されており、往時の風情を感じることができます。 西三河の東海道 江戸時代の東海道は、現在の一般国道1号(国土交通省管理)に沿ったルートで、東三河には、二川、吉田、御油、赤坂の4つの宿場...
矢作川の舟運と「塩の道」<三河国土学⑤>
★三河湾で取れた三州塩は、矢作川や支川・巴川を舟で遡って古鼠/平古で荷揚げされ、そこから足助街道と飯田街道を通って信州へと輸送されました(塩の道)。 矢作川の舟運 徳川家康による矢作新川の開削によって、河口部に港(湊)が開かれ、矢作川は岡崎を中心とする西三河地方と信州を結ぶ...
矢作川下流支派川改修の歴史<三河国土学④>
★矢作川下流域支派川では、中近世から河川改修事業が実施されてきました。 第31回から第33回まで、矢作川に関連する話題を取り上げてきましたが、ここで改めて矢作川下流支派川の河川改修の歴史を再整理しておこうと思います。 【室町時代以前】...