西三河の東海道を歩く<三河国土学⑥>
★藤川宿、岡崎宿(城下町)、池鯉鮒宿には、程度の差こそありますが、江戸時代の宿場町景観が残されており、往時の風情を感じることができます。 西三河の東海道 江戸時代の東海道は、現在の一般国道1号(国土交通省管理)に沿ったルートで、東三河には、二川、吉田、御油、赤坂の4つの宿場...
矢作川の舟運と「塩の道」<三河国土学⑤>
★三河湾で取れた三州塩は、矢作川や支川・巴川を舟で遡って古鼠/平古で荷揚げされ、そこから足助街道と飯田街道を通って信州へと輸送されました(塩の道)。 矢作川の舟運 徳川家康による矢作新川の開削によって、河口部に港(湊)が開かれ、矢作川は岡崎を中心とする西三河地方と信州を結ぶ...