2017年を振り返る/郷土とインフラに関する「10大ニュース」
★阿蘇長陽大橋ルートの開通、二重峠トンネルの着工、白川・緑川堤防の災害復旧完了、桜町再開発事業の着工、八代港国際クルーズ拠点整備事業の着工、阿蘇くまもと空港の民営化スキーム発表、熊本駅ビル・駅前広場の開発概要の発表など、2017年の肥後熊本は熊本地震からの復旧・復興が実現し...
熊本国土学【第100回】/改めて国土教育について考える
★私たち日本人は、この『豊かさと厳しさを兼ね備えた』国土によって育まれてきました。日本列島で頻発する大規模な自然災害によって、ずっと昔から教育を受けてきました。現代に生きる私たちは、先人たちの努力に思いを馳せながら、国土に対して働きかけを続け、将来世代に対して、より良いイン...
来熊2年/改めて熊本の交通問題を考える
★熊本県内の幹線道路ネットワークは脆弱であり、また熊本都市圏の交通渋滞も解消していない。熊本地震からの復旧・復興を、課題解消のエネルギーにかえていきたい。 熊本に赴任して、昨日(2017年12月16日)でちょうど2年になる。九州勤務は2回目で、前回(平成1994~1999年...
『鼻ぐり井手祭』とインフラ教育の可能性
★加藤清正公時代に築造された全国に類のない歴史的土木施設「馬場楠井手の鼻ぐり」。これを後世に承継するため菊陽町で毎年開催している「鼻ぐり井手祭」にインフラ教育の可能性を見た。 【馬場楠井手】 ここ熊本では、戦国武将・加藤清正公の評価は極めて高い。これは、肥後熊本のシンボ...
空の玄関口『阿蘇くまもと空港』、民営化で「創造的復興のシンボル」に
★熊本地震で大きな被害を受けた『阿蘇くまもと空港』。ターミナルビルの建て替えを含めた民営化という全国初の取り組みによって、「熊本地震からの創造的復興のシンボル」として生まれ変わろうとしている。郷土の期待は大きい。 去る11月16日、香港のLCC「香港エクスプレス」が熊本~香...