「田口線」の遺構<穂の国「東三河」⑨>
★昭和の奥三河を支えた交通インフラ「田口線」の遺構は郷土の風景に溶け込み、当時の車両は新しくオープンした「道の駅」に停車しています。 「道の駅したら」で見つけた旧田口線車両 奥三河の拠点、北設楽郡設楽町の国道257号沿いに「道の駅したら」がオープンしたのはちょうど2年前の2...
「渥美線」の推しポイント<穂の国「東三河」⑧>
★通勤・通学路線として、また観光路線としても大活躍の豊鉄渥美線ですが、その歴史は長く、来年2024年(令和6年)で開業100周年を迎えます。 豊橋鉄道が運行するもう一つの鉄道路線「渥美線」 豊橋市を代表する観光資源の一つ「市電(路面電車)」。そのあらましについては、第1回ブ...
三遠南信地域を結ぶ「飯田線」<穂の国「東三河」⑦>
★通勤・通学や観光路線として活躍しているJR飯田線は、近い将来、飯田駅でリニア中央新幹線と接続し、これまで以上に大きな役割を果たすことが期待されています。 豊川鉄道から始まる飯田線の歴史 官設の東海道本線が開通して概ね10年後、東三河地域に民設の新たな鉄道路線が敷設されまし...
鉄道の歴史と東海道本線・蒲郡ルート<穂の国「東三河」⑥>
★明治~大正時代、「鉄道」は地域発展に必要不可欠な最重要インフラでした。海岸沿いのルートを採った東海道本線の整備は、蒲郡の観光・産業発展の礎になりました。 「鉄道」は、明治政府のインフラ投資の最重点項目 1868年に成立した明治政府は、版籍奉還や廃藩置県を通して中央集権国家...