

尾張名古屋のまちづくりの起源<尾張国土学④>
★清洲越しや堀川開削など、防災安全度の高い熱田台地の地形を活かした徳川家康公によるインフラ整備が、安全で快適な大都市・名古屋の発展の礎になっています。 大都市・名古屋のまちづくりの歴史 近世・尾張国の中心地であり、現在では、愛知県の県庁所在地・政令指定都市であるだけでなく、...


尾張地方に残る鎌倉街道の面影<尾張国土学③>
★中世の東海道は、尾張では玉ノ井/黒田(一宮市)・折戸(稲沢市下津)・萱津(あま市)・熱田(名古屋市熱田区)・鳴海(名古屋市緑区)・沓掛(豊明市)を通っていたと考えられています。 わが国の道路の歴史(古代~中世) 前回のブログ(尾張国府と古代の東海道<尾張国土学②>)におい...


尾張国府と古代の東海道<尾張国土学②>
★尾張大國霊神社の祭事や考古学的研究の成果を通して、古代尾張国の「制度インフラ」や「装置インフラ」を学ぶことができます。 古代の「制度インフラ」と「装置インフラ」 社会システムを構成する「制度インフラ」と「装置インフラ」、具体的には、法律に代表される「制度インフラ」と、道路...


尾張国一宮・二宮・三宮に詣でる<尾張国土学①>
★肥沃な濃尾平野に位置し、東西交通の要地として古くから栄えた「尾張国」は、真清田神社(一宮)、大縣神社(二宮)、熱田神宮(三宮)といった延喜式名神大社の信仰に支えられて発展してきました。 信長・秀吉・家康が活躍した「尾張国」...


祝・九州中央道山都通潤橋IC開通!
★山都町を始めとする沿線地域が九州中央自動車道を活用して益々発展していくことを遠く豊橋の地から祈念しています。 九州中央自動車道(山都中島西IC~山都通潤橋IC)開通 先週の日曜日(2024年2月11日)、九州中央自動車道の山都中島西IC~山都通潤橋IC間(延長10.4km...


LRT都市サミット宇都宮2024<路面電車連携①>
★豊橋「市電」には、大正14年の開業以来(約100年間)、様々な困難を乗り越え、多くの市民に親しまれながら運営(継続)されてきた歴史があります。 「LRT都市サミット宇都宮2024」開催 1月26日・27日、栃木県宇都宮市のライトキューブ宇都宮において「LRT都市サミット」...


矢作ダムがもたらす安らぎと潤い<三河国土学⑭>
★「矢作ダム」は、治水(洪水調節)・利水(農業用水、工業用水、水道用水の供給)・水力発電において大きな役割を果たすとともに、インフラツーリズムの目的地としても人気を博しています。 小学4年・社会科教科書で学ぶダムの役割 小学4年生の社会科には、「人々の健康や生活環境を支える...


矢作川用水と羽布ダム<三河国土学⑬>
★矢作川用水の要「羽布ダム(三河湖)」は、農業用利水ダムとしてだけでなく、地域振興に資する観光スポットとして、また建設に尽力された先達・川合好太郎氏の業績を学ぶ郷土学習素材としても大きな役割を果たしています。 矢作川の利水のあらまし...


愛知環状鉄道線とNW効果<三河国土学⑫>
★観光路線、通勤路線、通学路線、ジブリパークへのアクセス路線、環状鉄道(ネットワーク効用路線)として、愛環線は大きな役割を果たしています。 愛知環状鉄道線(通称、愛環線) 愛知環状鉄道線(通称、愛環線)は、JR東海道本線・岡崎駅(岡崎市)から新豊田駅(豊田市)・瀬戸市駅(瀬...


岡崎&豊田と鉄道<三河国土学⑪>
★JR東海道本線と名鉄名古屋本線を軸に発展してきた岡崎と、名鉄・豊田線と愛知環状鉄道線の開業によって周囲との結びつきを強める豊田。両市の発展には、これからも鉄道インフラが不可欠です。 鉄道開業前夜の岡崎~豊田間の交通(矢作川舟運)...