高師・天伯原の開拓と豊川用水<『かがやく豊橋』⑩>
★先人たちの献身的な郷土への働きかけによって、豊橋市南部地域は、全国トップクラスの生産額を誇る日本有数の農業地域に発展しています。 豊橋の地形(まちなかから表浜海岸まで自転車で南下する) 以前にも触れましたが、豊橋市は、弓張山地(東)、三河湾(西)、太平洋(南)、一級河川・...
神野新田の干拓と牟呂用水<『かがやく豊橋』⑨>
★豊橋の産業や市民生活を支えている代表的インフラ「神野新田と牟呂用水」。その実現にあたっては、神野金之助や毛利祥久を始めとする先人たちの苦労や努力がありました。 インフラ整備の重要性を学ぶ 現在、私たちが享受している安全で快適な生活は、先人たちが森林や田畑、鉄道や道路を整備...
鬼祭<『かがやく豊橋』⑧>
★3年ぶりに一般参拝者を入れて開催された安久美神戸神明社の例祭「豊橋鬼祭」。五穀豊穣と無病息災を祈るお祭りは、古来から日本人の暮らしに根付き、世代を超えて今に伝わっています。 豊橋鬼祭 毎年2月10日・11日に亘って行われる「豊橋鬼祭」は、東三河に春の訪れを告げる安久美神戸...
使われた水のゆくえ<『かがやく豊橋』⑦>
★「下水道」の整備は、快適で安全な市民生活の実現だけでなく、水質保全やリサイクルなど環境面でも大いに役立っています。 社会科副読本『かがやく豊橋』で学ぶ、使われた水のゆくえ(下水道) 豊橋市教育委員会が作成した小学校3・4年生向けの社会科副読本『かがやく豊橋』では、上水道に...
水はどこから<『かがやく豊橋』⑥>
★「水道」インフラが整備され、飲料水(上水)が安全で安定的に供給されているお陰で、市民の健康や豊かな生活環境が実現しています。 水はどこからどこへ 私たちは日常生活の中で、飲み水や炊事、洗濯、入浴、水洗トイレ、家庭菜園などのほか、飲食店や商業施設、オフィスなどで、たくさんの...
地震・津波災害に備える<『かがやく豊橋』⑤>
★南海トラフ地震・津波の発生に備えるため、リダンダンシーのある幹線道路ネットワークの整備を含め、総合的な防災・減災対策に取り組んでいく必要があります。 「11月5日」の津波防災訓練 11月5日は「津波防災の日」。豊橋市では毎年、この日にあわせて津波防災訓練を実施しています。...
洪水に備える<『かがやく豊橋』④>
★霞堤と放水路整備に代表される豊川治水の歴史と豊橋の発展。洪水から地域を守るため、引き続き、各種防災・減災対策に取り組んでいく必要があります。 小学校4年生から繰り返し学ぶ「防災」 今回からは2回にわたって、「防災」をテーマとして取り上げたいと思います。小学校や中学校では従...
江戸時代の交通と暮らし<『かがやく豊橋』③>
★豊橋市にある東海道五十三次の宿場「吉田宿」と「二川宿」。吉田(豊橋)は交通の中心都市として、二川は歴史的なまち並み景観を活かした地域として、現在も発展を続けています。 吉田宿(豊橋)は東海道34番目の宿駅 吉田宿(豊橋)は、江戸時代に設定された東海道五十三次の江戸日本橋か...
豊橋発展の礎「インフラ整備」<『かがやく豊橋』②>
★現在の豊橋の産業・経済や市民生活は、先人たちの郷土への働きかけの成果である「様々なインフラ整備」によって支えられています。 豊橋の風景 豊橋市は、弓張山地(東)、三河湾(西)、太平洋(南)、一級河川・豊川(放水路)(北)に囲まれた自然豊かなまちです。地形はおおむね平坦で、...
交通の中心都市・豊橋と「市電」<『かがやく豊橋』①>
新幹線や路面電車をはじめ、豊橋駅を発着する鉄道・バス路線は、市内外を結ぶ基幹的な公共交通機関としてだけでなく、まちなかの賑わいの創出にも大きな役割を果たしています。 交通の中心都市・豊橋 豊橋市内では、鉄道路線としてJR東海道新幹線、JR東海道本線、JR飯田線、名鉄(名古屋...