

陸の玄関口『熊本駅』周辺開発と九州新幹線の開業効果
★九州新幹線の全線開通は、移動時間の短縮や利用者数の増加だけでなく、駅周辺の開発やそれに伴う波及効果(定住人口、雇用の増加等)を含め、ここ熊本にも大きな影響を与えつつある。今回発表された熊本駅ビルや白川口(東口)駅前広場の開発との相乗効果が期待される。...


地域を支え、観光客を誘致する「肥薩おれんじ鉄道」
★通学・通勤をはじめ、沿線地域の日常生活を支えている「肥薩おれんじ鉄道」。観光列車『おれんじ食堂』を起爆剤として、交通インフラから地域振興インフラへの進化が期待されている。 「熊本県と鹿児島県、そして沿線の10市町等(当時)が出資し、第三セクター鉄道会社として平成14年10...


熊本四街道をゆく
★熊本四街道(豊前街道、豊後街道、日向往還、薩摩街道)は、沿線の往還と一体となって、郷土・肥後熊本の政治・経済・軍事・文化活動を支えてきた。これらの街道・往還の歴史的価値・文化的価値を後世に語り継いでくれている「熊本四街道連絡協議会」の活動に感謝したい。...


多様な「道の駅」in熊本
★熊本県内の「道の駅」は30駅。道路利用者の休憩施設、新鮮な農産物等が手に入る場所というだけでなく、地域活性化の拠点として、農業・観光・福祉・防災・文化など、地域の個性、魅力を活かした様々な取組みが期待されている。 【「道の駅」竜北とその機能】 ...


第48回衆議院議員総選挙と熊本のインフラ整備
★熊本選挙区では、「熊本地震からの復旧・復興」が最優先課題であり、「インフラの整備(回復)」が重要であるとする候補者が当選確実となった。県内の今後のインフラ整備に期待したい。 今日は第48回衆議院議員総選挙の投開票日。テレビ各局では選挙特番を組んで、時々刻々と入ってくる開票...


出水神社秋季例大祭と細川氏の治世
★加藤清正公の治世だけでなく、細川藩政下で整備された江戸時代のインフラが、現在の熊本県の交通インフラ、防災インフラ、生産インフラの礎となって、県民の安全で快適で豊かな生活を支えている 今年も10月18日~10月20日の3日間、出水神社(熊本市)で秋季例大祭が開催され、肥後大...


熊本地震から1年半
★熊本地震から1年半が経ちました。幹線道路の復旧、生活の再建、観光客の回復、祭の復活など、一歩ずつではありますが、熊本地震からの復旧・復興が進められています。 熊本地震から1年半が経ちました。熊本・上益城・阿蘇を中心とする被災地では、様々な分野で復旧工事が進められています。...


荒尾・玉名地域の神社と秋季例大祭
★秋も深まった10月15日、荒尾・玉名地域の神社(野原八幡宮、伊倉八幡宮、疋野神社)で、秋の例大祭が行なわれた。いずれの神社も、長い年月をかけて、郷土とそこに暮らす人々を育んできたインフラストラクチャーである。 【野原八幡宮と秋季例大祭】 ...


明治日本の産業革命遺産「万田坑」
★明治日本の産業革命を担った三池炭坑。その中心的存在である「万田坑」は、「世界文化遺産」として「国土への働きかけ」の歴史を、今に伝えている。 「国土への働きかけ」には、様々な形態がある。広義にとらえれば、国土の資源を開発することも、「国土への働きかけ」に他ならない。とりわけ...


道の駅「芦北でこぽん」を拠点とした自動運転サービスの実証実験
★高齢化率40%の芦北町において、道の駅を拠点とした自動運転サービスの実証実験が始まった。新開発自動運転車(カート型)が全国で初めて公道を走行する雄姿は、中山間地域の明るい未来を予感させるものであった。 わが国は既に人口減少社会に突入し、今後、減少スピードは加速する見込みで...