河港町「川尻」と河尻神宮・秋季例大祭(港湾都市の発達①)
★河尻神宮が鎮座する川尻地区は、鎌倉時代から緑川や加勢川河口の港町(外港)として栄え、加藤清正公によって再整備された江戸時代以降は熊本藩の物流拠点として、また「御船手」と呼ばれた藩の水軍基地として、さらに薩摩街道の宿場町として繁栄した。...
緑川を治める(加藤清正公の川づくり②)
★清正堤、大名塘、轡塘、鵜の瀬堰など、清正公の治水・利水事業は、洪水による氾濫を抑制するとともに、緑川流域の水田化を進めていった。 熊本河川国道事務所(国土交通省)のホームページによると、緑川水系における治水事業の歴史は古く、加藤清正公が天正16年(1588年)に肥後北半国...