

阿蘇谷の開拓・農耕を守護する「國造神社(北宮)」と鯰と地震の物語
★阿蘇中岳の爆発的噴火により火山灰に覆われた「國造神社(北宮)」。主祭神・速瓶玉命は、阿蘇の開拓に水利にと国土開発の大業をなされ、庶民に農耕を教え畜産に植林に万幸を与え衆民を愛撫し、仁徳を施されている。 『阿蘇中岳 爆発的噴火 噴煙1万メートル超 入山規制 ...


熊本地震(本震)から半年。「がんばろう!!熊本」
★TEC-FORCE(災害応急対策に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施するために国土交通省に設置されたチーム)はその時、どのように活動したか? 平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とするマグニチュード(Mj)6.5の地震が発生(前震)、さらに、その28...


人吉球磨地方の開拓の守護神「青井阿蘇神社」と「おくんち祭」
★人吉市の国宝・青井阿蘇神社で開催された「おくんち祭」。今年は、熊本地震からの復興祈願祭でもあった。 人吉市の国宝・青井阿蘇神社の例大祭「おくんち祭」は10月9日、メインとなる神幸行列があり、神職を乗せた神馬や甲冑武者、神輿、獅子など総勢約1,600人が神社から人吉城跡まで...


「指切りげんまん」世界一!/「天草五橋開通50周年」を契機にインフラのストック効果を考える
★「天草五橋が24日、開通50年を迎えた。離島の天草と九州本島をつなぎ、半世紀にわたって生活と観光の両面で熊本を支え続けた宝である。これからも大切に活用したい。」この地元紙の社説記事こそが、本当の意味でのインフラのストック効果ではないかと思う。...


近代土木遺産&世界文化遺産「三角西港」の雄姿/明治のインフラ整備
★オランダ人水理工師ローエンホルスト・ムルドルが設計した近代土木遺産「三角西港」。756mにおよぶ石積埠頭と水路は、世界文化遺産にも登録されている。 三角西港は、中学校の歴史教科書(教育出版社発行、平成27年3月検定済「中学社会 歴史...


肥後国の律令時代、産業を奨励して地域を豊かにした肥後守・道公首名(みちのきみおびとな)の徳
★坪井川と井芹川の合流部・天社宮(高橋東神社)の境内にある樹齢1000年といわれるクスノキ。奈良時代に産業を奨励して地域を豊かにし、その徳を称えられた道君首名が祀られている。 律令時代の肥後国の国府は、現在の熊本市域にあって、益城郡(熊本市南区城南町)、託麻郡(熊本市中央区...


女性宮司が地域のために奮闘する、肥後国三の宮「郡浦(こうのうら)神社」
★国造り神(イザナギ、イザナミ)の孫娘にあたる女神「蒲智比咩命(かまちひめのみこと)」を祀る、肥後国三の宮「郡浦神社」。現在は、女性宮司が神社を守り、地域のために奮闘する。 郡浦(こうのうら)神社は、熊本県宇城市三角町郡浦に鎮座する神社で、甲佐神社(甲佐町)、健軍神社(熊本...


熊本の総鎮守「藤崎八幡宮」と秋の訪れを告げる例大祭
★秋の訪れを告げる「藤崎八幡宮」の例大祭。今年は熊本地震からの早期復興を祈る特別な例大祭として開催。 今年(平成28年)の熊本の夏は、連日、猛暑日が続き、熊本地震で被災した人々にとって、大きな負担となった。9月に入っても真夏日が続いたが、そんな中、地元の人々から「藤崎さ...


国土創成の神様「浮島神社」
★イザナギの尊・イザナミの尊を祀る。洪水被害を受けない土地「浮島」。清浄な水が湧き、現在は65haの灌漑を担う。 浮島神社(うきしまじんじゃ)は熊本県上益城郡嘉島町に鎮座する神社で、正式名称は「浮島熊野坐神社」(うきしまくまのますじんじゃ)、イザナギの尊・イザナミの尊(...


火国造の祖・健緒組命と阿蘇十二神を祀る熊本市最古の神社「健軍神社」
★健軍荘(たけみやしょう)の産土神。八丁馬場(加藤清正時代の騎馬訓練場=参道)や西南の役・熊本隊出陣之所など「歴史の舞台」でもある。 健軍神社(けんぐんじんじゃ)は、熊本県熊本市東区健軍本町に鎮座する熊本市最古の神社で、阿蘇神社(阿蘇市)、甲佐神社(甲佐町)、郡浦神社(宇城...