出水神社秋季例大祭と細川氏の治世
★加藤清正公の治世だけでなく、細川藩政下で整備された江戸時代のインフラが、現在の熊本県の交通インフラ、防災インフラ、生産インフラの礎となって、県民の安全で快適で豊かな生活を支えている 今年も10月18日~10月20日の3日間、出水神社(熊本市)で秋季例大祭が開催され、肥後大...
熊本地震から1年半
★熊本地震から1年半が経ちました。幹線道路の復旧、生活の再建、観光客の回復、祭の復活など、一歩ずつではありますが、熊本地震からの復旧・復興が進められています。 熊本地震から1年半が経ちました。熊本・上益城・阿蘇を中心とする被災地では、様々な分野で復旧工事が進められています。...
荒尾・玉名地域の神社と秋季例大祭
★秋も深まった10月15日、荒尾・玉名地域の神社(野原八幡宮、伊倉八幡宮、疋野神社)で、秋の例大祭が行なわれた。いずれの神社も、長い年月をかけて、郷土とそこに暮らす人々を育んできたインフラストラクチャーである。 【野原八幡宮と秋季例大祭】 ...
明治日本の産業革命遺産「万田坑」
★明治日本の産業革命を担った三池炭坑。その中心的存在である「万田坑」は、「世界文化遺産」として「国土への働きかけ」の歴史を、今に伝えている。 「国土への働きかけ」には、様々な形態がある。広義にとらえれば、国土の資源を開発することも、「国土への働きかけ」に他ならない。とりわけ...
道の駅「芦北でこぽん」を拠点とした自動運転サービスの実証実験
★高齢化率40%の芦北町において、道の駅を拠点とした自動運転サービスの実証実験が始まった。新開発自動運転車(カート型)が全国で初めて公道を走行する雄姿は、中山間地域の明るい未来を予感させるものであった。 わが国は既に人口減少社会に突入し、今後、減少スピードは加速する見込みで...
阿蘇神社「田実祭」
★農耕の道を教え、国土の開拓に尽くされた阿蘇大神健磐龍命を祀る肥後一の宮「阿蘇神社」。その阿蘇神社で、稲の実りに感謝を捧げる『田実祭(たのみさい)』が開催された。熊本地震で被災した重要文化財建造物6棟の復旧工事も着実に進められている。...
白川水防災体験
★河川堤防などのハード対策だけでは防ぎきれない大洪水に備える。流水圧体験や水害避難体験ができる「水防災体験」イベントは、地域住民に貴重な機会を与えてくれる。 本日9月24日、一級河川・白川の河川敷(白川橋左岸緑地/熊本市)で「白川水防災体験」が実施された。このイベントは、地...
路面電車の走る街「熊本」
★熊本市近代化の基礎を築いた第7代熊本市長・高橋守雄市政下にあって、大正13年に最初の区間が開通した熊本市電は、政令都市「熊本」の更なる発展のために欠くこと出来ない交通インフラとなっている。 日本で最初に登場した路面電車は、明治28年(1895年)に営業を開始した京都電気鉄...
“水の国”熊本
★昨年4月の熊本地震では熊本市全域で断水し、多くの市民は上水道のありがたさを実感せざるを得なかった。さらに、その水道水は「阿蘇外輪から熊本市まで約20年の歳月をかけて磨かれてきた天然水(地下水)である」というのだから、この貴重なインフラを後世までしっかりと引き継いでいかなけ...
矢部の歴史と八朔祭
★約260年前から町民によって代々受け継がれてきた「矢部の八朔祭」。田の神に感謝し、豊作を祈願するこの祭は、造り手の高齢化や運営費の削減等で岐路に立たされているが、九州横断自動車道延岡線の開通を見据えて、活性化が図られることを期待したい。...