令和6年度 九州河川協力団体連絡会議と九州地方整備局の意見交換会
★令和7年3月3日、福岡市内で「令和6年度 九州河川協力団体連絡会議と九州地方整備局の意見交換会」が開催されました。
「河川協力団体」は、平成25年度に創設された河川協力団体制度(河川法第58条に位置づけ)に基づき、河川の維持、河川環境の保全などの河川管理につながる活動を自発的に行っている民間団体等(NPO等)のことで、河川管理者とパートナーシップを結ぶことで、地域の実情に応じた河川管理の充実が図られています。
九州管内には45の河川協力団体がありますが(令和7年3月4日現在)、それぞれが所属している水系(18水系)において、河川の維持及び河川環境整備等(河川敷の清掃、ビオトープの整備など)、河川水辺の情報又は資料の収集及び提供等(船による河岸の情報収集、シンポジウムの開催など)、河川管理・環境等に関する調査研究等(外来種調査、鳥類調査など)、河川防災情報・安全利用等に関する知識の普及及び啓発活動等(マイ防災マップづくり、安全利用講習など)などの活動を展開してくれています。
「九州河川協力団体連絡会議」は、九州管内各流域における河川協力団体が、河川管理に関しての情報の共有、発信及び提言を行うことを目的として、平成27年(2015年)に発足した組織で、毎年度、河川管理者である九州地方整備局との意見交換を実施しています。
令和5年2月には、九州河川協力団体と九州地方整備局とが、住民と行政の双方の立場から、今後の気候変動による水災害リスクの更なる増大が予想される中で、水害の激甚化・頻発化に対応するための「流域治水」を強力に推進していくため、全国初となる『流域治水の推進へ』への協働宣言を行っています。
九州河川協力団体連絡会議の深化と進化~河川協力団体制度創設10年を迎えて~/九州地方整備局河川部河川環境課|(一社)九州地方計画協会
河川協力団体制度|国土交通省九州地方整備局河川部

令和6年度 九州河川協力団体連絡会議と九州地方整備局の意見交換会(2025.03.03、福岡市)