「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会 活動報告会
★令和7年2月15日、大分県竹田市で『「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会 活動報告会“国土交通省山本巧道路局長をお迎えして 道路がおしえてくれる竹田の未来”』が開催されました。主催者は「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会(堀幸子会長)。
報告会には、大分・熊本・宮崎県内の女性の会7団体(阿蘇の未知を考える女性の会、道づくりを考える延岡女性の会、中津・下毛管内の道づくりを考える女性の会、蒲江道づくりを考える女性の会、うすきの道を考える女性の会、日田市の明日の道を想う女性の会、中九州横断道路の早期整備を願う女性の会)、国土交通省、大分県、竹田市、国・県・市の議会議員、竹田市内外の企業関係者など約70人が参加。参加者からは、中九州横断道路の整備促進に関する熱い思いが報告発表されました。
また、報告会の後には交流会も開催され、関係者間の親睦が深められていました。
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【当日配布された資料から(抜粋)】
「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会の活動について
私たちが誇りにしているこの素晴らしい竹田にも、過疎化の波が押し寄せ、空き家や空き店舗が増え、子どもたちは職を求めて大都会へと出ていきます。年老いた親たちは、なすすべもなく、静かにわが子の幸せをふるさとから見守っています。
このふるさとをだれが継承していくの?活性化することはできないの?なぜ?なぜ?なぜ?どうすればいいの?悶々としていた私たち女性は、自分たちができることがあるのではと 平成14年7月に立ち上がりました。子どもや孫たちに、この豊かな自然と歴史と文化に恵まれたふるさと竹田を“安心して安全に平和で心豊かに暮らせるまちとして継承する”ために、下記の理由で私たちの町の存亡をかけた命と生活の道「中九州横断道路」の早期完成を目指し活動を始めました。
1.命の重さは、都会も田舎も同じはず!
・竹田市には24時間体制の緊急病院がない
・災害時に救急車、救援隊、支援物資が来るのが遅れる
2.教育の機会均等を!
・豊肥沿線唯一の普通科竹田高校への転勤希望者が少ない
・大分市や熊本市での文化的・教育的行事への参加が困難
3.若者の定住を!
・企業誘致が困難
・大分市への通勤が困難
4.大分県一を誇る竹田特有の農産物の市場拡大を!
・市場である大分市、熊本市、鹿児島市、北九州市等へ新鮮で、荷痛みせずに、いい状態で出荷することが困難
5.誰もが誉める観光資源で交流人口の拡大を!
・広域の観光ネットワークに乗り切れていない
6.大分県と熊本県を結ぶ代替道路を!
・災害時に現在の57号線だけでは不安
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ご参加下さいました皆様
お忙しい中、又遠路はるばるご臨席頂き誠にありがとうございました。
私達の念願の「中九州横断道路」は竹田まで完成し、現在一日も早い熊本-大分間全線開通を待っているところです。
本当に有り難く、嬉しいことです。
皆様方のご支援とご指導の賜物と深く感謝申し上げます。
私たちはこどもや孫達に豊かな大自然と、歴史と文化に恵まれたこのふるさと竹田を、安心して安全に平和で心豊かに暮らせるふるさととして継承したいとの想いで、ただひたすら、しら真剣活動して参りました。
しかし高齢化には克てず、本年度をもちまして活動休止させて頂くことにしました。
今後は市民の皆さまとともに、本日までの活動から学んだ“道がおしえてくれた”社会貢献と人や物に対する思いやり“を心に刻み精進して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会

「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会 活動報告会(2025.02.15、大分県竹田市)

竹田の思い出