東三河の魅力を自転車で発信<穂の国「東三河」⑪>
★ナショナルサイクルルート「太平洋岸自転車道」をバイクコースに含む「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」大会が開催されました。
アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島
6月10日(土)、愛知県の渥美半島で国際トライアスロン大会「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」のレースが実施されました。当日は、国内外から参加した670人の選手達が、田原市の白谷海浜公園を朝6時にスタート。まずは「スイム」で三河湾沿岸を1.9km泳ぎ、次に「バイク」で渥美半島を時計周りに1周し(90.1km)、最後の「ラン」では三河港沿いのルート21.1kmを走破、豊橋市の豊橋総合スポーツ公園にゴールしました。総距離113.1km(70.3マイル)のハーフアイアンマンで順位を競ったこの大会は、今年国内唯一のアイアンマン大会で、田原市及び豊橋市では初めての開催となりました。
大会の主催者は、愛知県、田原市、豊橋市、田原市商工会、渥美商工会、豊橋商工会議所、一般社団法人渥美半島観光ビューロー、一般社団法人豊橋観光コンベンション協会、田原市スポーツ協会、公益財団法人豊橋市スポーツ協会、一般社団法人愛知県トライアスロン協会、一般財団法人東三河スポーツ地域振興財団(計12団体)からなる「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島実行委員会」。
事務局の「(一財)東三河スポーツ地域振興財団」は、昨年(2022年)8月、東三河地域を代表する企業(武蔵精密工業株式会社ならびに株式会社サーラコーポレーション)が中心となり、「東三河地域で国際的な持久スポーツ大会の開催を通じて、グローバルな注目を集め、国内外から多くの来訪者を迎え、温かいホスピタリティにより、またここに来たい「東三河大好き!」を増やし、「訪れる場所から、住みたい場所」として発展したいという夢を持って設立」された組織です。
この大会が継続的に開催されることによって、渥美半島を始めとする東三河地域の魅力が世界に発信され、ブランド力の向上やインバウンドを始めとする観光振興などにつながっていくことで、東三河地域の活性化が図られることを期待しています。
渥美半島を舞台に「鉄人レース」|東愛知新聞(2023年6月11日)
【アイアンマン】花びらと歓声の中ゴール 大雨被害コース復旧 関係者に感謝|東日新聞(2023年6月11日)
とよはしNOW 令和5年6月13日号 ①アイアンマン70.3東三河ジャパンin東三河/ええじゃないか豊橋チャンネル|豊橋市
アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島|豊橋市
コースマップ|(一財)東三河スポーツ地域振興財団
(一財)東三河スポーツ地域振興財団
アイアンマン70.3東三河①(白谷海浜公園:田原市)
アイアンマン70.3東三河②(白谷海浜公園:田原市)
アイアンマン70.3東三河③(一般国道42号:田原市)
アイアンマン70.3東三河④(一般国道259号:田原市)
アイアンマン70.3東三河⑤(総合スポーツ公園:豊橋市)
アイアンマン70.3東三河⑥(総合スポーツ公園:豊橋市)
ナショナルサイクルルート「太平洋岸自転車道」
今大会の「バイク」コースは渥美半島を時計周りに1周するものでしたが、このうち国道42号を走行するルート(延長31km)は、国(国土交通省)が「ナショナルサイクルルート」として指定した「太平洋岸自転車道」に含まれています。
ナショナルサイクルルート(制度)とは、自転車活用推進法に基づき、自転車を通じて優れた観光資源を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、わが国における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るために創設されたもので、魅力的で安全なルートであることなど、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルート(現在は、つくば霞ヶ浦りんりんロード、ビワイチ、しまなみ海道サイクリングロード、トカプチ400、太平洋岸自転車道、富山湾岸サイクリングコースの6ルート)がナショナルサイクルルートに指定されています。
コロナ禍によるライフスタイルの変化や脱炭素化への要請のもと、環境、健康、まちづくりといった様々な分野において、自転車活用の有効性は、益々注目を浴びています。こうした状況下にあって、わが国を代表し世界に誇るべきサイクルルートである「太平洋岸自転車道」をバイクコースに含む今回のアイアンマン70.3レースが、東三河地域活性化の強力な切り札になってくれることを大いに期待するものです。
ナショナルサイクルルート|国土交通省
ナショナルサイクルルート制度|国土交通省
太平洋岸自転車道|太平洋岸自転車道ナショナルサイクルルート指定推進協議会
太平洋岸自転車道サイクリングマップ|愛知県東三河広域観光協議会
(今回の舞台)
(2023年06月18日)