令和6年台風第10号への対応
★非常に強い台風(中心気圧935hPa)に発達した台風10号は、8月29日8時頃に鹿児島県薩摩川内市付近に上陸し、熊本県、大分県と九州を横断しました。1951年の統計開始以降、中心気圧が940hPa未満で上陸した台風は、伊勢湾台風(中心気圧929hPa)など含め5個しかありません。鹿児島県に「暴風・波浪・高潮」の特別警報が発表されるとともに、通過速度が10km/hと非常にゆっくりとした速度であったため、九州各地で大雨・強風等による被害が生じました。
九州地方整備局では、8月28日の朝から非常体制を敷いて、管内各県にリエゾンを派遣するとともに、市町村長とのホットラインを確保するなど、関係機関との連携体制を構築。また、直轄国道や一級河川・ダムなどの所管インフラの管理・マネジメントの徹底を図ったところです。
9月に入りましたが、今後も接近・上陸するおそれがある台風への警戒が必要です。
九州地方整備局の取り組み(令和6年9月2日時点)
TEC-FORCE派遣状況まとめ(令和6年9月2日時点)
令和 6 年台風第 10 号に伴う大雨について【速報版】(第1報)|九州地方整備局
被災を受けた下払橋(大分県国東市)の応急復旧に向けて九州地方整備局と大分県が支援を行います|九州地方整備局
令和6年台風10号への対応|九州地方整備局
九州地整 TEC-FORCEの活動状況(令和6年台風10号)